ノクリアX完全分解クリーニング

見てくれた方へご挨拶(はじめに)

コヅカ美掃コンテンツ作者及び責任者 狐塚光広

ノクリアX完全分解クリーニング方法

富士通ゼネラルノクリアX完全分解エアコンクリーニング。サイドファンの分解掃除方法含めたマニュアル。山崎賢人さんのテレビCMでおなじみの大人気ノクリアX。完全分解の仕方や方法がわかります。分解クリーニングが出来るエアコンクリーニング業者さんが少なく問い合わせが殺到しているため業者さん様にページを作りました。

最近の作業


所沢市で、ノクリアX前期モデルの分解クリーニングをしました。



ノクリアX完全分解クリーニングについて

エアコンクリーニングを稼業としている方へのページです。


 

一般の方はご自分での作業はご遠慮ください。


当店は一切の責任を負いません。

作業前の富士通ゼネラルノクリアX

ノクリアエックスAS-X63G2Wです。

エアコンのノイズを調べます。

ファンモーター付近のノイズを調べます。


 

※強いから音がするケースや、弱いから音がするケースもあります。

正常に稼働しているか、吸い込み口の温度を調べます。



当たり前ですが、吹き出し口温度は設定温度よりも低いのが当たり前です(^^;


冷媒漏れ、冷媒不足などは初見で異常がないかなどを確認できます。



細いパイプに霜が降りている場合は、冷媒不足が疑われます。



夏場、エアコンの一番冷える温度まで下げた場合に、上記の画像のように、室内機側の熱交換器に霜が降りるケース。


詳しくはコチラ
エアコンが冷えない原因は?冷媒が不足しているか簡単な確認方法は?



エアコンの取り付け状況確認で、勾配を調べます。



ノクリアXのリモコンです。

風量調整や風向調整、お掃除ユニットの確認などは、メニューから選んでゆきます。

ノクリアXの化粧パネル前面開口部を取り外して開けたところです。


フィルター自動お掃除機能に異常がないかを調べます。約10分くらい。

このようにフィルターがせり出してきます。

どうしてもフィルターのこの部分に力が集中してしまう傾向があり、破損しているケースなどがあるのでよく確認します。

一通りの確認を終えて電源コンセントを抜きます。

Fケーブルを抜きます。


Fケーブルはもっと後でもお好みで・・・

Fケーブルは取り付ける方によって稀に赤が真ん中だったりすることもあるので、消せるマジックで印をつけておきます。


配線が色順ではなくバラバラに差し込まれていても、室外機と同期していれば問題なくエアコンの役割を果たします。

底面に3か所のビスで止まっているパネルを外します。

取り外したノクリアXのフィルターとダストボックスです。

前面の上部のビスを外します。


 

※両サイドファンを外したいと思うのですが、最初に外すのではなく順序良くこれから外してゆきます。

右側のビスを外します。

フィルターダストボックスのフックの付近のビスを外します。

Fケーブルを抑えているケースのわきにあるビスを外します。

前面の化粧パネルが外れました。

前面に基盤ボックスが現れます。

 


ノクリアXサイドファンの分解掃除方法

サイドファンの分解掃除(左側)の分解


左側の銀色のカバーを外します。

正面から見て左側のリレー基盤です。


このコネクターが左のファンを稼働させているファンのコネクターです。

下に深く組み込まれているので、前面に思いっきり引っ張るようなことをするとパネルが壊れます。

左側のサイドファンが外れました。

 


サイドファンの分解掃除(右側)の分解



右側の銀色のケースを開けるためにビスを外します。

前面右側の基盤が収納されているケースの詰めを外します。

手前に倒れてきますが、下の部分が決まっているため落下はしません。

右サイドの基盤を外すため、ここのビスを外します。

この部分のコネクターが右側のファンを稼働させるコネクターです。

数本のコネクターを抜くと、右側のファンと、基盤ケース等がそっくり外れます。

 


ノクリアXサイドファンをさらに分解



左側のファンを分解してゆきます。

3か所のビスを外します。


稼働する部分と固定されている部分が分離されます。

稼働するファン部分の分解をします。


数か所のビスを外します。

爪で引っかかっているので無理に外さずに、どこにテンションがかかっているかを確認しながら外します。

数本のビスを外します。

ファンがやっと現れました(^^;

ファンとセンター部分のナットを外します。

左側の稼働するファンが分解できました。

右側も同様に外します。


 


ノクリアXサイドファン取り外し後


メイン基盤の銀色のふたを開けます。

お掃除ユニットを外すためにコネクターをいくつか抜きます。




抜いたコネクターやケーブルはどのように回されてついていたかを覚えておきます。


ケーブルに癖がついているので大体はわかりますね。

インシュロックを切ります。


合計6本ほどのインシュロック(結束バンド)が必要になるのであらかじめ用意をしておきます。

ファンモーター・電磁弁・ルーバーなどを動かすモーターのコネクターを抜きます。

どこを通っているのかを覚えておきます。

この2つのコネクターを外します。


メイン基盤ケースが外れます。

これで基盤ケースの下のこの位置にビスがあり、ここを外さないとお掃除ユニットが外れません。

左側この部分のビスを外します。

ボディー部分に止まっている上部のお掃除ユニットのビスを外します。


センサー部分のここのビスを外します。

ノクリアXのお掃除ユニットが外れました。

電磁弁・アース・温感サーミスタのコードをほどきます。

このビスを外します。上部と2か所で止まっています。

下から除くとわかりますが、爪が少し出ていて引っかかっているので、爪を意識して外します。

このビスを外すと白い部分が外れます。

熱交換器に止まっているアースを外します。

アースと白い樹脂が外れました。

電磁弁を抜き取ります。


無理に行わずゆっくりとテンションを掛けます。

温感サーミスタ(センサー)を外します。

温感サーミスタと電磁弁が外れました。



熱交換器の上部についているパーツを外します。


1本のフックを外します。
一度奥側に押すようにすると上部のフックが外れます。

上部のフックが外れたら、自分のほうに熱交換器を傷つけないように倒し、手前に引き抜きます。

複数の熱交換器に差し込んである樹脂の爪を外します。

大体の場合は、左側奥か右側奥が外れにくいケースがありますが、どうして?なにが?そう思って鏡で確認してみると、どのようにすると外れるかがわかります。

熱交換器上部に差し込んであるパーツが外れました。

ドレンホースを外します。
ドレンホースは抜けることを防止する意味でもビスで止まっていることが多く、どの角度からのアクセスが必要かを確認して外します。


小さなラチェットドライバーがあると便利です。


これは藤原産業のミニラチェットです。ギア数が絶妙なので気に入っています。

多くの場合は、結露水がたまっているケースがあるので、予め垂れることを予想してタオルなどを用意しておきます。


これは、ヴィレダPVAクリーンです。お勧めです。

ボディー部分を支える下部のこのパーツを外します。

左右2個あります。


短めのビットがあると便利です。

左右のパーツが外れました。

お掃除ユニットからプラズマを外します。

※一般の方は「分解をしないでください」と書かれていますので、行う場合は自己責任で行いましょう。


数か所の詰めで噛んでいます。

お掃除ユニットを分解してゆきます。


プラズマが収まるこの部分を分解するためビスを外します。

お掃除ユニット上部のパーツを分解します。


6か所で止まっています。

このパーツを分解します。

先ほどのパーツを取り外さないと隠れているビスが外れないので、お掃除ユニットは分解できません。

お掃除ユニット全面部分についていたパーツが分解できました。

お掃除ユニットを細かく外します。


長くなるのでここでは省略します。

エアコンボディー部分と熱交換器を分離します。


左側2本のビスを外します。

右側のこの2つのビスを外します。

熱交換器とエアコンボディー部分が分離できました。

エアコンボディー部分を取り外したノクリアXの熱交換器です。

熱交換器内部もカビが確認できます。熱交換器の厚みもかなりあります。


ボディーとの接点にはフェルトが敷かれているので、洗浄の際はコチラも意識して行う必要があります。

熱交換器の左側から見たところです。


パイプと樹脂の隙間にもカビが確認できます。

正面から見た熱交換器です。

右側から見た熱交換器です。

熱交換器左側の内側部分です。

本体ボディー部分です。

分解を進めてゆきます。

ボディー部分には水が溜まっているため、シートは防水性のあるシートを使用します。

ファンモーターの位置が同じように再現できるように印をつけておくと楽です。

ファンとファンモーターを止めてあるビスを外します。

ファンモーターを支えているビスを外しパーツを取り除きます。

ファンモーターはこのコネクターで経由しているので、外します。

ファンモーターが外れました。

ファンがボディー部分から分解できました。

右側ルーバーを動かしているモーターと吹き出し口内部の羽根を動かしているモーターを取り外します。

インシュロック数か所で止まっています。

左側ルーバーを動かしているモーターを外します。

ルーバーを動かしている左右のモーターと内部の小さい羽根を動かすモーターが外れました。

ルーバーが外せました。

1年間使用したノクリアXの前面のドレンパンです。


ペットと一緒に暮らしているためOFFにすることが少なく汚れていました。


汚れは使用環境と空間の空気などにもより一定ではありません。

後ろ側のドレンパンです。


ドレンパン一体型のボディーのため、ボディー部分は外さないと綺麗になりません。


ご覧いただくとわかりますが、スポンジがドレンパンについています。

吹き出し部分のちょうどファンの下あたりになります。

 

養生・洗浄についてはコチラを参考にしてください。
エアコンの分解の仕方と養生(富士通)

 


1年間使用したノクリアXの熱交換器とファンの汚水です。

エアコンクリーニング後のノクリアXの熱交換器です。

左内側の熱交換器です。

右内側の熱交換器です。

洗浄後のクロスフローファンです。

洗浄後のボディーです。

元のように組み立てて試運転。動作確認。

右側のファンの動作確認

左側のファン御動作確認

一通りの確認作業を終えた富士通ゼネラルノクリアXです。

 


エアコンクリーニング、オゾン除菌・抗菌コートの実例ページ


富士通エアコンのオゾン除菌と抗菌コート

 



ノクリアXのオゾン除菌・抗菌エアコンクリーニング


 


富士通ゼネラルノクリアX完全分解エアコンクリーニングの料金


1台当たり@¥28,600(税込)


 


参考ページ



 


取り外さないで行った為錆びてしまったファンモーター

エアコンクリーニングの重要ページ及びメーカー別index

ファンを取り外さないで行った結果の問題事例・エアコン分解クリーニングを行う時期・周期・エアコンの仕組み・エアコンを購入するときの注意・設置の注意・エアコンが冷えない原因などが記載されている、重要ページです。


エアコン分解クリーニング
indexページを参考にしてください。



各メーカー別エアコン分解クリーニング入口はコチラです。

メーカーごとのエアコンクリーニング詳細ページ



ハウスクリーニングの入口ページはコチラです。

ハウスクリーニングインデックス



 


ノクリアX完全分解クリーニング作業後のお客様の声

埼玉県朝霞市で富士通ゼネラルノクリアX完全分解エアコンクリーニングをご利用いただいたS様


本日は悪天候の中お越し頂きましてありがとうございました。


エアコンを新品同様にして頂き感謝しております。


もちろん全くの無臭でございます。


風呂の水栓までもピカピカにして頂きありがとうございました。


次回は他2台のエアコンも順番にお願い致します。


早速キッチンの換気扇フィルターは交換しました。


頂きました洗剤を使い壁紙、キッチンのベタベタを何とかしたいと思っております。


パパ臭は本人の自覚が無いので困っております‥。


柿渋石鹸ですね??買ってみますね。



所沢市で富士通ゼネラルノクリアX完全分解エアコンクリーニングをご利用いただいたW様


狐塚さま。


本日は、長時間にわたり細部まできれいにしていただきまして、感動しております。


ありがとうございました。


お風呂も、キレイに水を拭き取ってあり、恐縮でございます。


また、お願いします。

 


ノクリアXクリーニングご利用案内・お問合せ申込み

 

ご利用案内です
ご依頼の際に、知っておきたいと思うことをまとめました。


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