コヅカ美掃コンテンツ作者及び責任者 狐塚光広
玄関に大きな染みがあります。表面は他の箇所に比べるとひときわざらざらしています。
間近で見ると黒ずんでいるのがわかります。
洗浄と染み抜きをしたところです。染みが抜けました。
洗浄してリセットしてみると、いろいろな洗剤を使った副作用というか、モカクリームが変質しているのがわかります。
特殊なパッドで数工程を掛けて磨いたところです。
もっと艶を上げることは可能ですが、お客さんと相談しながらどのくらいにしたいのかを聞いて仕上げました。
もともとマットな仕上げのモカクリームでしたが、落ち着いたウエットルックの仕上がりになりました。
15年という間、ご自分で重曹・セスキソーダ・クエン酸・塩素系漂白剤・市販のエコ洗剤・インターネットで手軽に買える洗剤・ホームセンターなどで売っている液体研磨剤等々あらゆるものを試した。
結果、共用部も同じ石材が使われているのですが、ご自分の家の中の玄関が醜さが目立ち、給付金の範囲内で最小限のリフォームをとお考えでインターネットで検索し、コヅカ美掃へご縁を頂きました。
もともと水磨き仕上げでもマットに近い艶を抑えた仕上げであることが、靴箱の下などを観察するとわかりました。
ライムストーンは、大理石とは違い堆積岩であり「石灰岩」に分類されます。
似た石種のトラバーチンは堆積岩でも大理石に分類されます。
化学岩であるか生物岩であるかによって分類されるそうです。難しいですね。
石灰岩の石灰はライムという意味です。石灰やセメントの材料として建築材料としても使われます。
炭酸カルシウムが主な成分で、身近なものでは炭酸カルシウム入りのごみ袋などにも使われていますね。
アンモナイト・貝・サンゴ等の化石が見られるジュラ紀(ジュライエロー)等もライムストーンです。
大理石の玄関に嘔吐、自分で中性洗剤や専用洗剤を試すが艶が戻らず、艶がなくなってしまった嘔吐の箇所や尿で変質した大理石をクリーニングと研磨で復元してほしいというご依頼。アンモナイトの化石等があるジュラ紀(ジュライエロー)です。
大理石の玄関に嘔吐
モカクリームは、吸水性がとても高い性質を持ちます。
同じカテゴリーのライムストーン、ジュライエローと比べると更に柔らかいです。
吸水性が高いため、玄関や床材に不用意に適切でない洗剤や水を多く撒いてのお手入れは不適切です。
扱いが難しく、染み抜きや研磨に至っては、ご自分ですることは勧めません。
失敗してしまうと、タイルの厚みを通り越して下地まで染み込んでしまい、割れやすくなったりかけたりしてしまいます。
キッチンの蛇口付近や洗面台、お風呂等の水回りに白く硬い取れないのが付きますね。
あれは、炭酸カルシウムですね。
炭酸カルシウムを除去するのに何を推奨しているところが多いでしょうか。
そうです。クエン酸!クエン酸は酸性ですね。ですから当然ながら炭酸カルシウムが主成分のライムストーンモカクリームには使ってはいけません。
同時にアルカリ性の洗剤もNG。重曹やセスキソーダ・アルカリ電解水も使えません。
お手入れには専用の洗剤を使うことをお勧めします。
ご自分で手入れをして見ようと思う方は下記を参考にしてください。
今回の施工料金は、@¥33,000(税込)です。
ご自分で手入れをして見ようと思う方は下記を参考にしてください。
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