コヅカ美掃コンテンツ作者及び責任者 狐塚光広
ダイキンエアコン取り外しクリーニング(AN-40NRP)前の動作確認をしています。
風量はじめ、振動による異音、フィルター掃除ユニットが正常であるかなども確認します。
この時点で異臭がします。
私の地元エリアである所沢市で、3~4年ほど使用している(AN-40NRP)2012年製のエアコンをつけると咳が出たり不快なにおいがするので何とかしてほしいとのご依頼でした。
ご依頼頂いたのが6月で、ご案内させていただいたのが9月・・・私を信用してくれてお待ちいただきまして、心から感謝いたしております。
ダイキンAN-40NRPダストボックスと、フィルター内部にあるローラーです。
メンテナンスフリーではありませんので、定期的にご自身でお手入れをしてください。
クリーニングを怠ると、集塵された埃が熱交換器側・ドレンパンなどに落ちてさらに汚れを助長させる要因になります。
ダイキン(AN-40NRP)2012年フィルター掃除ユニットの裏側の写真です。通電する部分を外して洗浄します。
お掃除エアコンでも、メンテナンスフリーではなく定期的なエアコンクリーニングが必要なエアコンです。
そもそも、フィルターを自動でお掃除してくれるという付加価値なわけで、お掃除エアコン=メンテナンスフリーと勘違いしている方がとても多いです。
ダイキンエアコン取り外し(AN-40NRP)し、背面板にも問題が見受けられたため壁から背面版も取り外しました。
外した配管内部に、埃やごみ遺物などが混入しないように、しっかりと専用のキャップでふたをします。
このときに、フレア(配管と室内機をつないでいる個所)の処理状態が悪い時は、フレアを作り直さなければいけません。
フレアツールやリーマーなどの専用ツールが必要となります。
取り外したダイキンエアコン(AN-40NRP)の熱交換器と本体ボディーです。
今回は前回他社さんでエアコンクリーニングをしてから3~4年のご使用です。
必ずしも同等に汚れているとは限りません。
熱交換器とボディーを取り外します。
AN-40NRPは、正面から見て左側に2本のビスを外し、左側のこの白い部分の爪を優しく押し込みながら外してあげます。
ボディーと、フロント側のドレンパンです。
錆や、臭いの元となるドレンスライムがたくさん確認できます。
今回取り外した子のエアコンは、隠蔽配管でドレンホース(結露水を屋外に排出するホース)内部で汚れが堆積し流れが悪くなっている状態でした。
AN-40NRPのフロント側のドレンパンにはかなりの勾配をつけても結露水が排出されにくい。
吹き出し口をフラットにするための工夫により、ドレンパンに小さなプールができやすいように私は感じます。
ボディー・ドレンパンです。ドレンパンは後ろ側にもあります。
熱交換器の形状は昭和の時代ではフラットでしたが、現在は横から見ると逆V字型になり、効率が良くなる工夫がされています。
各メーカーがこぞって企業努力をしています。
AN-40NRPはじめダイキン製品は、この本体ボディーを取り外してクリーニングをしないと、高圧洗浄で行っても改善しないのではと思っております。
外さないでエアコンクリーニングを行う方を批判するわけではなく、これは私自身の持論です。
取り外したクロスフローファンです。
ご希望がある場合には、お客さんに嗅いでもらいます。
そう!!この匂いです!!!
皆さんがおっしゃいます・・・
また、AN-40NRPはじめ、」ダイキン製品の高額モデルの特徴として、クロスフローファンがギザギザしています。
風量・省エネなどを意識しての構造であると推測できます。
※ダイキンの高額モデル製品の「快適自動」はとてもよくできていて、同じ温度設定なのに『寒い』『暑い』と感じられることがとても少なく、メリットでもあります。
取り外した熱交換器です。
傷をつけないように大切に取り扱います。
裏側も表側も隙間なく埃でびっしりです。
正常な状態とは言えません。
※配管内部に水が混入するのを防ぐために、配管接続部分に専用のキャップを取り付けさらに養生をします。
取り外した熱交換器の前処理をしています。(錆・カビ・菌類ウィルスの撲滅)
カタラーゼ・アミラーゼ・リパーゼ・セルラーゼなどなどの酵素主体の為、熱交換器を痛めません。
本来であれば、埃をブラシなどで取り除いてからこの作業を行うことで、熱交換器の隙間に残留してしまうホコリを防ぎます。
写真撮影のためあえて取らずに前処理洗剤を振りましたので、更に念入りに洗浄をしてゆきます。
取り外したAN-40NRPの熱交換器高圧洗浄してゆきます。
吸い込み口が表側に当たるため、基本的に内側から洗浄してゆきます。
エアコンのフィルターも間違った方向からすすいでしまうと埃が絡まって取れないでしょ?
水圧も洗剤を塗布するときは3.5mpaぐらいから行い、すすぎは4.5mpaで行いました。
内側は5mpaだったかな??ストレートにしたり、幅広にしたり・・・
熱交換器に厚みがあるので、蓄圧式噴霧器などでは解決しません。
取り外したダイキンエアコンAN-40NRPの熱交換器の洗浄後です。
専用の除菌剤・ウィルス撲滅剤をかけ乾かしてゆきます。
隙間まで、すっきりと綺麗になりました!
取り外したパーツの洗浄後、乾かして組みつけてゆきます。
クロスフローファンクリーニング後
本体ボディークリーニング後です。
ダイキンエアコン取り外しクリーニング(AN-40NRP)をパーツごとに組み立てて壁に設置します。
フレアの部分(接続部分)を慎重に接続してゆきます。
取り外すのも取り付けるのもとても気を遣う作業です。
洗浄の何倍も慎重に行います。
専用工具である真空ポンプで真空引きをしています。
配管の長さ・天気によっても変わります。
一定の時間を行った後に、一定の時間放置し確認を行います。
隠蔽配管内部に「配管シート」が施されていませんでしたので、持ち合わせで隠蔽配管部分を覆います。
一定の動作確認を行い終了しました。
エアコンのカビを放置してしまうと、肺炎になったり、夏型肺炎過敏症候群、アレルギーになったりします。放置しないで徹底的にクリーニングをしましょう。
私たちが生活する中でも身近なエアコン内部のカビ「トリコスポロン」「アスペルギルス・フミガータス」は、重症なアレルギー症状を起こさせたり、大量に繁殖してしまった結果、肺に穴をあけてしまう恐れがある大変危険なカビなのです。
よろしければ当サイトの
「エアコン分解クリーニング」に解説が載っていますので見てみてください。
クリーニング内容や金額の詳細につきましては、
「壁から取り外してエアコン完全分解クリーニング」をご覧ください。
いくらエアコンを取り外してクリーニングをしても、冷房運転稼働シーズンでは1か月後には当然汚れます。
詳しくは、
エアコンクリーニングをプロに依頼する時期と周期としくみをご覧ください。
ダイキンエアコン取り外しクリーニング前のAN-22NFSです。
動作確認をしています。
比較的リーズナブルな価格のAN-22NFSです。
HPを拝見し、信頼できると思い、お願いしました。
寝室のエアコンは、特にかび臭く、咳が出るため、ぜひ、改善していただきたいです。
リビングAN40NRP、寝室AN-22NFSの2台のエアコンの取り外しクリーニングを希望します。
日にちは小塚さんにあわせますのでどうかお願いいたします。
専用工具によって配管を取り外している画像です。
写真撮影デモのため、モンキーのみを映しています。
室内機と室外機がつながる配管部分を取り外しています。
誤った操作をすると事故につながりますので、知識がない方の作業はお勧めしません。
取り外してたダイキンエアコンAN-22NFSのパーツです。
これからクリーニングをしてゆきます。
取り外してたダイキンエアコンAN-22NFSのパーツクリーニング後です。
確認しながら組み立ててゆきます。
取り外したパーツをくみ上げ、エアコンを室内機と室外機に接続し、真空引きの作業をしています。
真空状態を確認し、しばらく放置し真空が保たれているかを確認します。
エアコンを取り外してクリーニングをした場合には、必ず冷媒漏れ(ガス漏れ)チェックを行います。
真空を維持できているのを確認できたら、冷媒を少し出します。
そこで室内機側の接続部分・室外機側・熱交換器などのガス漏れはないかチェックします。
※ガス圧により冷媒漏れが確認できることがまれにあるため。
冷媒をすべて室外機から戻します。
更にガス漏れのチェックです。
フレアの状態が悪い場合は、フレアツールで作り直さなければいけないのです・・・
配管に余裕な長さがないと配管ごとやり直さなければいけなくなります・・・
銅管を溶接して延長し行うケースもあります。
ダイキンエアコン取り外しクリーニング(AN-22NFS)2012年の正常な動作が確認できたのでこれで終了です。
午後からは、AN40NRPの「簡易オーバーホール」を行います。
クリーニング内容や金額の詳細につきましては、
「壁にかけてある状態でのエアコン完全分解クリーニング」をご覧ください。
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