コヅカ美掃コンテンツ作者及び責任者 狐塚光広
黒い大理石の代表ネロマルキーナの研磨。大理石の中でも磨き直しをするのがとても難しいネロマルキーナを特殊なパッドにより生き返らせます。大理石研磨をしている会社でもお断りをすることが多いく、大理石御影石復元研磨技師のコヅカ美掃は得意としております。
研磨作業前の状態です。歩行する個所と歩かない箇所とでは光沢が違い、色も白っぽくなっています。
細かいほこりやごみ遺物を取り除き専用洗剤により洗浄。磨きの工程の前のとても大事な作業です。
専用洗剤を満遍なく大理石に染みこませ、一定時間置いて回収します。大理石の細かい穴に入った汚れを取り除きます。専用の洗剤であっても最初より1段光沢が落ちます。
汚れを回収した後の玄関の大理石です。作業前よりもさらに色が薄く白くなったように感じます。これもネロマルキーナの特徴です。
マルキーナ専用の特殊パッドにより低い番手で、一番痛みの激しい個所と段差を平滑にならしてゆきます。
タイル同士にはどうしても段差ができやすい、この段差をリッページと呼びます。時には目地よりも低い場合があり、再集計を思い浮かべて研磨してゆきます。
低い番手の特殊なダイヤモンドパッドでしっかりと細かい歩行傷を取り除きます。数工程行い仕上げていきます。
採取的に黒光りする本来の姿に戻しました。
適合しなかった洗剤で黒味が無く白っぽくなり、艶も無くなっていました。
名誉の為洗剤を置いて写真を撮りましたが掲載は避けます。
専用洗剤で大理石の汚れを取り除きます。
洗浄が終わり汚れを取り除くと黒色の大理石の現在の本当の顔が出てきます。
コンディションを見極め歩行があり摩耗し艶が無くなっている箇所を特殊な低い番手のパッドで研磨していきます。
幸いリッページが少なかったので、歩行が多く摩耗した箇所のみ低い特殊工程研磨をしました。
ウエットバキュームで汚水を回収し確認をしているところです。
数工程研磨作業を行い、最終的に黒みを帯びた本来の姿のマルキーナになりました。
トイレのイカは、アルコールや洗剤で置かされていることが多く、尿が飛んでも変色してしまいます。
艶が失われこれから戻していきます。
狭い所はそれに対応する大きさの道具で研磨して行きます。
12インチポリッシャーで大きい面積の部分を磨いてゆきます。
数工程の研磨でマルキーナが生き返りました。
尿や洗剤、アルコールの飛んだ後も消え綺麗になりました。
細かい所は細かい道具で均一に仕上げていきます。
洗面スペースの床も汚れています。
先ずは洗浄し本当の顔を確認してスタートです。
磨き終わり高級感が出ました。
廊下側から見た研磨後のネロマルキーナです。
黒大理石のおお様と言われるネロマルキーナは、深みのある黒色と白い模様が特徴的な大理石です。
原産地はスペインのバスク州でスペインを代表する大理石の一つであります。一部中国産の物もあります。
黒大理石ネロマルキーナ組成は、主に方解石約90%、ドロマイト約5%、グラファイト約5%で構成される大理石です。
特徴的な黒色は、有機物が炭素化した物などの黒色鉱物が含まれていることによります。
海底に堆積したサンゴや貝殻などの生物の死骸が固まってできた石灰岩が、石灰岩が形成される過程で、これらの生物の遺骸が取り込まれたため地殻変動による熱や圧力によって再結晶化してできた変成岩の為、研磨をすると含まれている窒素化合物、硫黄化合物、低脂肪酸類の臭いがします。濃い色の大理石の特徴の一つとも言えます。
白い模様は、純粋な方解石が割れ目に沿って再結晶化したものです。
ネロマルキーナは独特の美しさを持つ一方で、大理石特有の性質である酸に弱い、アルカリに弱い、水洗いしただけで色落ちする特徴を持ち合わせています。
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